11日、神戸は来日中のベトナム代表と対戦。神戸の元監督である三浦俊也監督との再会という側面もあり、安達亮監督は、「一緒にやった思い出がありますからね、楽しいですよ」と、いぶきの森球技場での時間を振り返った。
結果は5-1の快勝。見せ場の多い試合だったが、中でも73分の松村亮のゴールは圧巻だ。前田凌佑がスキ間を通す見事な縦パスを和田倫季に通し、松村へラストパス。ユース卒2年目トリオの競演は鳥肌モノだった。
和田は、「間に顔を出せばリョウスケ(前田)は出してくれる。それに『足元に速いボールを入れよう』って、試合前からリョウ(松村)と話してたんです」と舞台裏を明かす。松村もまた、「トップ下(和田)とFW(松村)の関係はユース以来」としてやったり。ただ、「それだけにもっと決めたかった」(松村)と本音もこぼした。
和田は、「亮太君(森岡)はすごい。でも、自分も負けていない」と強気。松村も、「自分の壁を乗り越えられるか」と意気込む。
2年目トリオは、ステップアップを期す終盤戦に突入している。
(神戸担当 小野慶太)
2014/10/12 07:00