第1節・川崎F戦での劇的なドローから一夜明けた3日、神戸はいぶきの森球技場で岡山との練習試合を実施。前日のヒーロー、松村亮も元気にピッチを駆け、PKを落ち着いて決めるなど、好調ぶりをアピールした。
この試合では、後半のスタートから和田倫季がトップ下で出場。以前から「やりたい」と直訴していたが、それがかなった格好だ。ただ、「全然ダメでした」と振り返り、「SBをやっているときとプレッシャーも違うし、うまくいかなかった」と反省しきりだ。
前日の川崎F戦については、「追い付いたことはチームとしてうれしかった。でも、亮(松村)が点を取ったし、悔しさもある」と話すなど、同期の活躍に和田は負けん気を隠さなかった。
「チームに貢献したい。それを表に出していきたい。今日はうまくいかなかったけど、もっと成長したい気持ちが強くなった」。自身の反省点を実直に受け止めながら、和田は飛躍へのチャレンジを続ける。
(神戸担当 小野慶太)
2014/03/03 19:42