8日、チームの選手・スタッフ総出で山形駅周辺の清掃活動が行われた。これまでの応援への感謝の意を込めたもので、選手・スタッフは練習用ウェアに身を包み、二人一組に分かれ割り振られた担当ブロックを回った。
駅西口の霞城セントラル周辺を担当したのは常澤聡と汰木康也。汰木がゴミ拾い用のトングを、常澤がゴミを入れるビニール袋を手に回ったが、普段から清掃の行き届いたエリアのようで、落ちているのは時折見かけるたばこの吸い殻ばかり。汰木が「空き缶探しましょう!」と周りを見回したが、空き缶やペットボトル大のゴミは発見できなかった。
それでも、この善行を神様は見ていた。
植え込みの陰などをチェックしている二人に、通りがかりのおじさんが声をかけていった。「うれしいねえ。頑張って、高校生!」
これには昨年まで高校生だった汰木はともかく、「(高校生は)10年前ですよ」という常澤が特に顔をほころばせていた。
(山形担当 佐藤円)
2014/10/08 19:04