横浜FCは19日のJ2第32節・長崎戦でチームのJリーグ無敗記録『15』に挑む。06年に記録を作ったときは、第2節から指揮を執った高木琢也監督が15試合で13完封と驚異的な堅守を武器に突っ走った。
その記録を作った当時もチームに在籍していた内田智也は、記録については意識していないとしながら、「前に記録を作ったのが高木さんだったので、そこを越えていかないといけないっていうのは楽しみではある」と話す。
そして、当時のチームと現在のチームを比べ、こう語った。「06年は勢いがあってすべてがうまくいっていた。あんまり意識しなくても勝てたと言うか。でも、今年は最初苦しんで、ちょっとずつ良くなるというのが続いている。一つひとつ積み上げた結果が14(試合無敗)になっているだけ」。
前半戦はなかなか勝てずに苦しみ、試行錯誤しながら積み上げてきたのが今回の無敗記録。長崎との通算対戦成績は3戦全敗と相性は悪いが、いまの勢いなら何かを成し遂げそうな予感はある。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/09/18 07:00