延長1-0ながら内容で圧倒しベスト8進出を決めた天皇杯4回戦・鳥栖戦から中3日。J2第31節・愛媛戦では一転、いいところなく0-4と大敗した。3試合連続アウェイでタフな条件を強いられたことは確かにあるが、それ以前にシステムの機能のさせ方に問題があった。
「ウチは前3人が平行だけど、あっちは前3人がギャップを作ってきた。前が引っ張りギャップができたところに2シャドーが入る」。石﨑信弘監督は両ゴール前での3対3の部分で差があったと説明。また、その背景に開始2分で喫した失点を挙げる舩津徹也は、「押し込んだというよりは全員が前に行ってしまった、みんなの気持ちが出すぎてしまったということ」と3バックが孤立した理由を振り返った。
その点はミーティングでも当然指摘されている。石井秀典は「映像を観て改善できると思うし、イメージはみんなできていると思うが、イメージだけではダメ。あとはやるかやらないかなので、頑張ります」と修正を誓った。
(山形担当 佐藤円)
2014/09/17 21:52