仙台は昨年6月から、仙台市泉区根白石に新練習場を建設している。4日はこの紫山練習場(仮称)でチームが初めて練習を行った。現在はまだ、天然芝のコートが一面とウォーミングアップ用のスペースがあるという状態。その他のスペースやクラブハウスなどの設備はまだまだこれからということで、正式なオープンは先のこと。この日は試験運用のようなかたちで、攻撃を中心にした練習が行われた。
気になる芝については「すごくいい感触だった」と鎌田次郎が話したように、パスがよく“走る”印象をチームは得た模様だ。渡邉晋監督は「質の高い攻撃ができました。これから土の状態や冬芝の生育などの状況を見て、どんどん選手達の意見をフィードバックしていきたい」と今後を展望する。
なお、渡邉監督はこの郊外の練習場から、クラブハウスまで自動車では約10分かかる道のりを走って帰っていった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/09/05 07:00