3日、伊東幸敏が21歳の誕生日を迎えた。昨季のいまごろは、まだリーグ戦での出場時間が0分だった伊東。昨季の10月5日第28節FC東京戦で先発の座を奪ってから今季の中断前までレギュラーとして活躍し、サポーターの認知度も一気に向上した。それもあって、この日はサポーターから手渡されたいくつものプレゼントを手に「去年の6倍、7倍です」と、ニヤニヤが止まらない様子を見せていた。
鹿島には9月生まれの選手が多く、9月1日の赤崎秀平から始まり、9月3日が伊東、9月9日に豊川雄太など、6人もの選手が誕生日を迎える。特に誕生日が近い先の3人は、互いにプレゼントを贈り合ったという。ただ、サッカーの話になると伊東は表情を引き締めた。「オリンピック代表のことは頭から離しています。いまは代表より鹿島のポジションを取り返すことを考えています。試合に出たくてたまらない」。
それは、プレゼントを贈り合ったほかの二人も同じだろう。
(鹿島担当 田中滋)
2014/09/04 18:36