Jリーグ最大の式典・Jリーグアウォーズが3日、横浜アリーナで盛大に開催され、FC町田ゼルビアからは『J2 Exciting Player』に選出された田代真一選手が参加しました。
Jリーグアウォーズのドレスコードはタキシードが基本で、田代選手にとってタキシード着用は初体験。「すごい人たちばかりでキョロキョロしてしまった(苦笑)」という田代選手は「一回だけではなく、2回、3回とあのような場に呼ばれるような選手になりたい」と今後の飛躍を誓っていました。
控え室では、期限付き移籍元である横浜FMに所属する中澤佑二選手、中村俊輔選手、栗原勇蔵選手ら諸先輩方に挨拶を済ませ、横浜FMユースの後輩であるギラヴァンツ北九州のFW端戸仁選手とともに過ごす時間が多かったといいます。「仁はシーズンで14点を取っているし、チームも9位。それに比べてオレは何もしていないに等しいし、チームも降格してしまった。そういう差はあるけど、レベルの高いパフォーマンスをしてレベルの高いステージにまた呼ばれたい」。後輩の存在が田代選手のライバル心に火を点けたようです。
秋田新体制が発足し、2週目に突入した町田は、15日に天皇杯4回戦・ガンバ大阪戦(万博)を戦います。秋田監督初の公式戦に向けて、チームの士気は日に日に高まっており、副将である田代選手は「G大阪は天皇杯を獲りに来るだろうから、それをはね返せるように戦いたい」と、G大阪戦への決意を語ってくれました。15日は秋田新監督の初陣に注目です。
ちなみに、田代選手の晴れ姿をチェックした弟分・三鬼海選手の感想は「イケメン。参加者の中で一番の」。しかし、その後に「マサさんしか見ていないけど(笑)」と話していたことは内緒です。
(町田担当 郡司聡)
2012/12/04 17:30