現在清水ユースに所属し、トップチームの試合に出場可能な2種登録もしている水谷拓磨に今節出場の可能性が出てきた。27日の練習では、先発組の右SBに入り、スピードのある村田和哉らと対峙。持ち前の素早さで攻撃陣を、抑え込む場面もあった。
今節・鳥栖戦はイ・キジェが出場停止、またゴトビ前監督時代にSBを務めていた河井陽介、石毛秀樹らは前線で使われることになり、SBの層が薄い。しかし、ただ「層が薄いから」という理由だけではない。大榎克己監督は「アプローチの部分ではトップの選手の中でも速い」と言うように、ユース時代の秘蔵っ子を高く買っている。これまで2試合でベンチ入りしているが、「清水で試合に出て活躍することが夢」(水谷)と語る、その夢に一歩近づいてきた。
(清水担当 田中芳樹)
2014/08/28 10:34