28日に初のメンバー発表が迫ったアギーレジャパンに向けて最後のアピールの舞台となるのが今節のJ1第21節・甲府戦。
「代表は意識していない。ガンバを勝たせることだけを意識してプレーしている」と宇佐美貴史はG大阪でのプレーだけに集中する姿勢を見せているが、長谷川健太監督は背番号39の確かな変化を感じ取っている。
「名古屋戦でもレアンドロ・ドミンゲスのカウンターにガーッと貴史が守備をして戻っていた。守備をしないと代表に選ばれない、という意識の現れじゃないですか」(長谷川監督)。
FWである以上、まず求められるのはゴールではあるが、守備意識が課題と指摘されている宇佐美が徐々に、ポジティブな変化を見せ始めている。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/08/22 17:40