2試合連続で今季最多の4失点を喫したチーム状況は、お世辞にも良いとは言えない。そんな悪い流れを断ち切るため、20日に行われる川崎Fとの天皇杯3回戦で石丸清隆監督は「活性化の意味も込め、メンバーの入れ替えも」と話し、大幅な選手の入れ替えを示唆している。
惨敗に終わった前節(第27節・松本戦1-4)終了後にも「(選手の)戦う姿勢をもう一度見つめ直さないと」と指揮官はコメントしており、体力的にフレッシュな選手を起用するとともに、出場機会に飢えている選手たちのハングリー精神を注入して“血の入れ替え”を行い、大番狂わせを狙う構えだ。
現在J1で首位争いを繰り広げる好調・川崎F相手なだけに石丸監督は苦戦は覚悟するも、「受けて立つのではなく、自分たちからアグレッシブにボールを取りに行くスタイルを貫きたい。押し込まれる時間帯も多くなるかもしれないが、それでも我慢強く戦わなければ」と、格上相手にも臆することなく戦うことが勝利への大きなカギになると話した。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/08/19 18:05