15日、C大阪は舞洲グラウンドで、J1第20節・川崎戦に向けた前日練習を行った。14日に来日したカカウの姿こそなかったが、選手はシュート練習を中心に約1時間、汗を流した。
その後、移動のため、バスに乗り込んだメンバーの中には、先日復帰したばかりの吉野峻光の姿もあった。吉野の遠征帯同は2012年のJ1第31節・仙台戦以来。メンバー入りは「今日、聞いた」(吉野)そうで、マルコ・ペッツァイオリ監督からは、「いい選手なのは分かっている。守備の部分を詰めてやれば、いつかお前の力が必要になる時がくる」との言葉をもらったという。「出るチャンスがあれば、しっかり走って、ボールに絡んで、何か残したい」(吉野)と意気込みを話した。
また、遠征には、今週復帰したばかりの平野甲斐も帯同。試合当日が27歳の誕生日となる。「今の状態を伝えた上で、監督が(メンバーに)選んでくれた。出れば、自分のやるべきことをしっかりやるだけ」と話し、バスに乗り込んだ。
リーグ戦9試合ぶりの勝利へ向け、C大阪はチーム一丸で戦う。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/08/15 13:27