前節(J1第18節・名古屋戦/1○0)に勝利し、総得点差わずか『1』で首位に躍り出た鳥栖。第13節以来の首位奪還となったが、キャプテンのMF藤田直之が「まだそれを意識するような時期じゃない」と話すように選手たちはあまり意に介していない様子。
MF高橋義希は「上の順位にいるほうが佐賀や鳥栖が盛り上がってくれると思うし、それはプラスに働くと思う」と地域の盛り上がりによる、さらなる後押しを期待していた。
「意識の変化が出ないのは自分たちの良いところだと思うし、逆に浦和は首位を取り戻したい、川崎Fはタイトルのためにこれ以上離されたくない、とか下のチームのほうが気持ちの変化は生まれてるんじゃないかなと思う。ウチはどんな状況でもやることは変わらない」とMF水沼宏太が言うように、鳥栖にとって、『首位』という事実はプレッシャーにはなっていないようだ。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/08/06 18:52