昨年12月に右ひざ前十字じん帯断裂の大けがを負った蜂須賀孝治(写真中央)。長く、地道なリハビリを経て、25日に部分合流できるところまで回復した。「チームが苦しいときにプレーで貢献できないことにもどかしさもあったけれど、周りを盛り立てるなどできることをしてきました」という蜂須賀は、ピッチ内での貢献のために、実戦復帰を目指す。
守備的なポジションを多くこなすことができる蜂須賀は、渡邉晋監督からは「お前が復帰することが大きな補強になる」と声をかけられているという。
「コンディションはまだ90%には至らない80%台というところ」まではきたが、「フィジカルトレーニングをこなすなかで、想像以上にハードなところを感じていますし、無理をしすぎて悪化させてしまってはいけません。焦らず、チームのためにできることをします」と、慎重に状態を上げるとともに、引き続きチームを盛り立てていく構えだ。その先で、また粘り強いプレーを見せてくれることだろう。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/07/30 17:24