斉藤和夫監督代行の下で行う練習も3日目となり、チーム全体のベクトルも今節・松本戦に向けて統一されてきた千葉。攻撃陣と守備陣に分けてのメニューを取り入れるなど、これまでとやや変化も加えた上で松本戦への準備を進めた。
斉藤監督代行はこの日の練習後に松本戦について、「淳(鈴木淳前監督)がずっと築き上げてきたボールを動かすサッカーの中で、相手の背後を取りたいという話をした」と狙いを語った。基本となる部分では「常に先手を取ること」を選手たちには強調したという。
松本については、「やはり岩上祐三のロングスローがある」とJリーグ屈指のロングスローに対する警戒を示した。スカウト時代から岩上を知る斉藤監督代行は「学生のときより投げるようになっちゃった」と苦笑しながらも、「はね返したあとのボールを予測する、先を取るということができれば、一気にしかけられる。そこは狙いたい」と、逆襲へのイメージも膨らませていた。
(千葉担当 片村光博)
2014/06/26 22:41