前々節・札幌戦(2○0)でプロ初ゴールを挙げて勝利を手繰り寄せた井出遥也だが、前節・横浜FC戦(0△0)では不本意な出来に終わり、試合もスコアレスドロー。試合の大半でボールを保持していたため、「少し崩しにこだわり過ぎた。もう少しシンプルに、クロスを入れてセカンドボールを拾ってシュートに行くのもアリだった」(井出)という反省が残った。
反省は次に生かしてこそ、価値がある。その意味で井出はしっかりと次を見据え、「クロスがあることで足元のパスが生きる。その組み合わせができれば得点も決まる。自信を持ってやっていきたい」と意気込んでいる。
さらに井出は「少しゴールを意識し過ぎて、あまりボールに関われなかった」と自己分析をした上で、「ただ、それは経験として自分でしっかり反省している。自分のプレーをもっとチームとして出せれば得点につながる」と前を向く。今節・愛媛戦では、その攻撃センスをいかんなく発揮したいところだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/05/27 21:01