仙台はナビスコカップ第5節・鳥栖戦の黒星(0●2)により準々決勝進出は果たせなくなった。しかしグループリーグはもう2試合残っている。次節は引き分け以上で準々決勝進出が決まるG大阪が相手ということで、「ホームで簡単に突破を許したくない」(佐々木勇人)一戦だ。
また、この試合はグループリーグでは唯一、インドネシア、ミャンマー、タイでも放送されるカードだ。渡邉晋監督は就任以来「ACLに出場するだけでなく、ACLを勝ち抜くチームを目指す」と2013年以来のACLを意識したビジョンを持っており、この一戦についても「再びアジアで戦うクラブになるため、アジアに『ベガルタ仙台』の名前を示したい。そのようなクラブになるための一歩にしたい」と意気込んでいる。中断期間前としては最後のホームゲームで勝利し、その目標に近付きたいところだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/05/27 19:09