20日、鳥栖は強い雨が降りしきる中、神戸戦に向けた最終調整を打ち上げた。
ナビスコカップグループリーグでは、すでに2敗を喫しており、グループリーグ突破にはあとがない状況のため、ヨ・ソンヘも「明日の試合に勝ってこそ、その先が語れる」と一戦必勝の気概を強調していた。
神戸の印象について、ヨ・ソンヘは「映像を見るとペドロ・ジュニオールには突破力、スピードがあるし、マルキーニョスも決定力に優れている。集中しないとやられてしまう。明日のゲームはその部分が何よりも大事になってくる」とリーグ戦でも得点ランクの上位に位置する外国籍FWを警戒すべきポイントに挙げていた。
特にCBに入るヨ・ソンヘにとっては、マッチアップが多く予想されるため、この攻防の出来が勝敗に直結しそうだ。「切り替えの部分も含めて個々が走る量で上回ることで結果は付いてくる」と話したヨ・ソンヘ。決勝トーナメント進出へ望みをつなげるためにも、神戸の強力な攻撃陣封じに挑む。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/05/20 15:32