14日のACLラウンド16第2戦、敵地でのウェスタン・シドニー戦を翌日に控え、森保一監督と主将の青山敏弘が会見に臨んだ。
ホームでの第1戦は3-1で勝利し、アウェイでの第2戦へと乗り込んできた広島は、2点をリードしているため、非常にデリケートな状況だ。森保一監督は「ベスト8進出を約束されたわけではない」と気を引き締めている。
「新たな試合をアウェイでモノにするという気持ちで戦わないといけない。守りだけを考えていると、パワーで押し切られて試合をひっくり返される。バランスを取りつつ、アウェイゴールを必ずモノにできるようにしたい」。
Wシドニーは、第1戦と大幅にメンバーの変更が予想され、「今回のほうが実力は上」と森保監督。敵地での第2戦は、難しい試合が待っていることは間違いなさそうだ。主将の青山は「第1戦と同じイメージを持っていたら難しくなる。第1戦に勝ったので自信もあるが、しっかりと準備して戦いたい」と語った。
初めてノックアウトステージを戦っている広島。「ベスト8に進出できないことは考えていない」と、力強く先導する指揮官の下で、さらにクラブの歴史を切り拓く。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/05/13 19:55