前節、藤直也は愛媛の遠征には帯同せず、その代わりにJ3のJリーグ・アンダー22選抜に招集された。
愛媛では藤のほか、原川力、近藤貫太、表原玄太の4選手がこのJ-22に登録されているが、愛媛としては今回が同チームに選手を送り出す初めての機会になった。藤はJ3・鳥取戦に先発出場で後半途中までプレー。「後半には良いテンポでボールを回せたし、決定機もあったので、そこは決めたかった」と持ち味を出し切れず、チームも残念ながら敗北を喫した。
しかし、「(急造チームだったが)なるべくみんなと話すようにはしていた。ほかはほとんどJ1の奴ばっかりだったけど、自分たちの年代が一番上だったので先頭を切ってやれたところもある。自分の中では良い経験になった」と、プレー面以外の収穫は大きかったようだ。
もちろん当面の目標は愛媛でのリーグ戦出場だが、「J1にいる選手たちと一緒にやって、自信を持ってできたし、また機会があれば(U-22選抜で)プレーしたい」と明るい笑顔で話した。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/04/23 18:39