今節、対戦する名古屋にはJ1昇格以降のリーグ戦で1分3敗。そして、昨季はナビスコカップのグループリーグでも敗れるなど、通算では1分4敗と鳥栖にとっては勝利のない、いわば“天敵”とも言える相手。これまでは内容では勝っていても、個の力でやられてしまうことが多かった。
しかし、そんな天敵との対戦を前に、岡本知剛は「(相性について)周りがそう言っているだけで、自分たちは感じていない」と意に介していない様子。自身も第7節・甲府戦(2○0)でリーグ戦初先発を果たすと、チームは2連勝。好調を支える原動力となっている。甲府戦では足をつる場面もあったが、「公式戦から離れていた期間が長かったので。個人的には90分全体をうまく考えながらやることが大事かなと思っている」と話した。
「トモが縦パスを意図的にやってくれている」と早坂良太が話すように、岡本がボランチに入ったことで、縦パスの頻度は増えている。名古屋戦でも、岡本の縦パスからのチャンスメークに期待したいところだ。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/04/22 23:42