清水は、19日の第8節・徳島戦(4○0)で負傷退場していた長沢駿について、「右ひざ前十字じん帯断裂」と発表した。全治までには8カ月を要することが明らかになり、アフシン・ゴトビ監督も「彼が戻ってくるまでの解決方法を考えなければいけない」と頭を悩ませた。
長沢本人も悔しさをにじませていたが、「この時間をムダにせず、良い時間にするのは自分次第」と気持ちを切り替えようとしている。そこには、ゴトビ監督の「ナビスコカップの決勝に行くから、その試合に出て点を取ってくれ」という言葉が一つのモチベーションになっているようだ。
公式戦5試合連続ゴールを挙げるなど、清水にとって貴重な戦力を失ったが、チーム関係者が言うように「強いチームはこういう状況に誰かが出てくる」ということに望みを懸ける。
(清水担当 田中芳樹)
2014/04/22 21:05