今節はアウェイで大宮と対戦する甲府だが、盛田剛平にとって、大宮は02年から04年途中までプレーした懐かしのクラブだ。「なぜか知らないけど、オレはサポーターから“社長”と呼ばれたんですよ」と、苦笑を交えて当時を振り返る盛田は、近い距離感、気さくな関係が心地良かったという。
当時の大宮はJ1経験のなかったチームだったが、いまはカテゴリーも上がってサポーターの数も増えた。スタジアムの改修に続いて、練習場も近代的となり、10年前とは様変わり。盛田の在籍時から、クラブのあらゆる部分が進化している。
彼がもう一つ驚くのは、大宮のラーメンシーンの活性化だ。ラーメン通で知られる盛田だが、「大宮のラーメン屋に行ったかな? 都内まで行っていたような記憶がある」と当時を振り返る。しかしそんな大宮にもいまでは有力な新店が次々に誕生し、「スタジアムの反対側がすごいらしいですね」と盛田はその急変に驚くほどだ。
特に日進駅近くにある『つけ麺 弐☆゛屋(にぼしや)』は、食べに行ったことがあるそうで、「結構旨かった」とお墨付きを与えていた。
(甲府担当 大島和人)
2014/04/22 20:14