今節、愛媛が対戦する長崎には、最近まで愛媛でともにプレーをしていた選手が多く所属している。今季より長崎に移籍した東浩史をはじめ、高杉亮太、小笠原侑生らがそうだ。それだけに、元チームメートと対戦できることを楽しみにしている選手は少なくない。
その楽しみがさらに大きいのが浦田延尚だ。愛媛で一緒にプレーをした3選手に加えて、「GKの大久保(択生)は高校(帝京高)の同級生だし、フル君(古部健太)も横浜FMで一緒にやっていた」とさらに元チームメートが2人もいる。
そしてちょっと驚きなのが山口貴弘との関係。浦田も山口も同じ帝京高の出身で、浦田にとって山口は高校の先輩にあたるのだが、5つの年齢差があるために高校時代にサッカーでの絡みはない。しかし、「山口さんは高校のとき、ウチのクラスに教育実習に来ていた」と意外な関係が。
もちろん、知った選手が多いからといって勝負に手心を加えるつもりは毛頭なし。「今回はシステムがマッチアップするので1対1の局面が多くなる。そこで負けないことが大事」とグッと気を引き締める。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/04/18 23:21