14日の天皇杯3回戦・横浜FM戦で若いチームを率いた山口貴弘。ここ最近はSBでの出場が多くCBは久々だったが、良い感触を得たようだ。
かつてプレーした湘南や長崎はほぼ3バックシステム。今季途中から大分が4バックに切り替えた当時は「まだ瞬時に判断できない部分がある」と慎重だったが、もう迷いはなさそうだ。
ただ、山口自身は「もっと深く永遠に突き詰めたい」と貪欲で、隣にいた若き広報担当にもこう説教した。
「今日の自分が100%なら明日は101%になろう。明後日は102%だ。そうすれば1年後には365%の自分になってるぞ」
一見『365歩のマーチ』的で水前寺清子も感嘆しそうだが、最初の基準を動かさないあたりで思わず「ん?」となってしまう理論だ。
広報担当は広報担当で「山口さんはやっぱりすごいです。でも365%の自分って別人ですよね…」と、これまた違うポイントに引っかかっていた。
2人の365日後や如何に。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/10/22 17:06