柿谷曜一朗、フォルラン、南野拓実、杉本健勇と世代別も含めた各国代表をズラリとそろえた今季のC大阪攻撃陣だが、ベンチにも虎視眈々と出場機会をうかがう選手たちが控えている。その中の一人、楠神順平はJリーグ初得点がG大阪戦(2010年第10節)であり、この試合ではハットトリックも達成している。「全部こぼれてきたみたいなゴールだったので(笑)」と謙虚に話すも、「(状態は)ずっといい。出られればゴールに関われるよう、しっかりプレーしたい」との思いを口にした。
1997年から7シーズンG大阪に所属した新井場徹は、「特に意識はない。俺がガンバにいた頃は、そこまで“ダービー”という盛り上がりもなかったと思うしね(笑)。ダービーでも目の前の一戦ということでは変わらないので、しっかりやりたい」とベテランらしく冷静に話す。
また、2011年のACLで行われた大阪ダービーにおいて、チームをベスト8進出に導く決勝点を決めた高橋大輔コーチは、「いまガンバは勝っていないと言っても、力のあるチーム。緊張感を持って臨まないといけない。それを選手が感じとってやれるか」と試合を見据えた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/04/11 20:41