今節の対戦相手である神戸で得点ランキングトップタイの4得点を記録するなど、好調を維持するペドロ・ジュニオール。過去、大宮にも在籍していたアタッカーは、FC東京時代の2011年に大熊清監督とともに戦った経験がある。大熊監督は「ちょっとけがを持っていたり、性格的に波のある時期があったけど、もともと能力的にはすごいモノを持っていた」とその能力を高く評価している。
そんなペドロだが、今季ここまで見せている活躍は、Jでは過去最高と言っていいモノだ。その理由について大熊監督は「韓国に行ったのが大きいんじゃないかな」と見ている。「ちょっと頑張らないと外されたり、頑張るのが当たり前の世界というか、韓国には揺るぎないモノがあるから。そういう中でやったことが、飛躍した要因の一つなのかなと」。
さらなる進化を遂げたペドロを止めること。難しいミッションだが、それが勝利のためには必須となるだろう。
(大宮担当 片村光博)
2014/04/05 09:30