試合2日前にあたる3日の練習は、いつもどおり紅白戦が行われた。
序盤の主力組はアグレッシブなプレーを見せて開始3分にゴールを決める。その後も主力組のペースで試合が進んだ。ところが、15分過ぎからミスが目立ち始め、ボールを奪った後のイージーミスが多く、主力組は前に出られなくなってしまう。それに対し、柱谷哲二監督は選手たちに指示を送るものの、改善することができず。そして、30分が過ぎたころ、「こんなんで勝てるか!」と怒鳴り、首に下げていたストップウォッチを投げ付け、ピッチを去ってしまった。
その後、一部選手とスタッフで話し合いを行い、チームを見つめ直した。「チームとしても反省しないといけないし、個人としても反省しないといけない選手がいる。全員で解決しないといけない」と主将の本間幸司は険しい表情で口にした。
果たして柱谷監督の思いは選手たちに伝わるか。すべては今節・千葉戦のプレーで証明されることとなる。
(水戸担当 佐藤拓也)
2014/04/03 18:42