チーム内でも“子煩悩パパ”として知られ、自らもイクメンを自称する村上佑介。それを表すように、練習場にも村上夫人が子供を連れて表れるなど、微笑ましい光景はピッチ脇でもときおり見ることができる。
2日も、もうすぐ4歳になる長男と1歳の次男が練習場に現れ、練習が終わると村上佑だけでなく、もうすっかり顔なじみとなったチームメートらともボールで戯れていた。特にやんちゃ盛りの長男はその幼さにしては見事なキックを連発。村上佑も「長男はサッカー好きなので。ヒマがあれば家の前でもボール蹴っている」と話し、父親譲りの才能も見え隠れしている。
とはいえ、村上佑本人は無理にサッカー選手に育てようとは思っていないようで、「自分が選んだモノをやってくれれば。それが野球なら野球でも良いし、サッカーやるならサッカーでも良い」と自由なスタンス。「長男は自分がサッカー選手だというのは分かってくれている。下の子にもその記憶が残るくらいまでは(現役を)頑張って続けたいし、それは自分のモチベーションになっている」。そんな“イクメン”パワーもあってか、村上佑は新天地の愛媛で大きな存在感を放っている。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/04/02 21:09