19日に行われるナビスコカップグループリーグ第1節・柏戦。この試合が古巣対決となる二人がそれぞれの心境を語った。
まずは02年に柏でプロデビューを果たし、05年まで在籍した永田充。普段から気持ちを前面に出すタイプではない永田だが、「前の前のクラブなので思い入れはもうない」と笑いながら永田らしいコメント。その一方で「スタジアムが改修されてから初めてなので、違った意味で楽しみ」と付け加えた。
そして、永田と対照的なのは05年に柏でプロデビューを果たし、約4年半プレーした李忠成。柏との対戦を「うれしい」と話すと、「日立台は自分のサッカーキャリアが始まったと言っても過言ではない場所だし、日立台で育ったようなもの。サポーターの人たち、柏の街とクラブに育てられたので、感慨深い」と表情を明るくした。
しかし、本人は「(同じ古巣の)広島戦ではゴールを決めて波に乗る機会を逃してしまった。次は頑張りたい」と結果を残すことだけを考えている様子だ。
(浦和担当 菊地正典)
2014/03/18 02:09