19日に仙台は宮崎市でC大阪と宮崎産業経営大と、それぞれ45分×2本の練習試合を行った。C大阪戦のレポートは『EL GOLAZO』次号(21日・22日発売号)に掲載予定なので、そちらをご覧ください。
仙台は宮崎産業経営大戦で5-0と勝利し、山本大貴や武井択也といった新加入選手もゴールを決めた。このうちルーキー・山本にとっては、プロ入り後の練習試合で初めて決めたゴールとなった。
山本の本職はFWだが、このキャンプではサイドMFのポジションで戦術練習をこなすことが多い。宮崎産業経営大戦でも2本目から左サイドMFで出場。そして31分、左に流れてきた佐々木勇人が上げたクロスに反応し、ゴール前に飛び出していた山本はそれを受けてゴールに押し込んだ。宣言どおり、持ち味である「スペースや相手の裏に抜け出す動き」(山本)を発揮して決めたゴールだった。
「勇人さんのクロスが素晴らしかったので…」と本人は謙遜するが、山本にとっては大きなアピールになるゴールだった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/02/20 14:00