川崎に移籍したパウリーニョの代役として清水から期限付き移籍で加入したイ・ミンスだが、現在はチーム事情もあり左SBに挑戦中だ。
過去にSBの経験は皆無だが、「現代サッカーではSBが重要視されている。そのポジションをやらせてくれる監督には感謝している」と、コンバートにアレルギー反応を示すことなく、意欲的に取り組んでいる。
ただ、ボール奪取に優れるボランチでも、SBは勝手が違うようだ。相手のSBがオーバーラップしてきた時、味方とのマークの受け渡しが難しいようで、まだまだ消化しきれていない。課題はあるものの、「練習の中でどんどん良くなるようにしたい」と、下を向くことはない。むしろ、「いつでもフリーだし、自分の好きなドリブルができる。面白い」と、遣り甲斐を感じている。
阪倉裕二監督からは攻撃参加し、質の高いクロスを上げることを求められているが、それに関しては問題ない。守備面を改善することで、開幕スタメンの座を掴みたい。(文/大塚 秀毅)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/20 21:00