13日、大宮の新監督に大熊清氏が就任することが発表された。大宮のメンバーでかつて大熊氏の指導を受けた選手がいる、鈴木規郎だ。しかもクラブではなく日本代表。
「2002年のU−19と翌03年のU−20日本代表です。その世代は伝統的に[3−5−2]で、僕のポジションはワイド。基本的にポジションは変えない人でした」。
クラブではFC東京時代、特に2000年1stステージで[4−4−2]のカウンター攻撃から次々と強豪を撃破、“東京旋風”を巻き起こした。
「選手をのせるのが上手い。そして声が大きい(笑)。ただ、チームがまとまっていて一体感がありましたね」。
なお、最大の特徴は『勢い』だという。
「03年ワールドユースでは、リーグ戦を突破して決勝トーナメントへ。監督は周りの雰囲気に飲まれず、ベスト8まで勝ち進みました。勢いがあるし、いい監督でした」。
2014年、大宮は新監督の下で新しい挑戦が始まる。
(大宮担当 上野直彦)
2013/12/13 19:25