30日はアウェイ豊田スタジアムの乗り込む甲府だが、対戦相手の名古屋にとってはストイコビッチ監督のホーム最終戦。城福浩監督にとってストイコビッチ氏は「同じタイミングで監督になった」(城福監督)という“同期生”に当たる指揮官だ。ストイコビッチ氏は6年間に渡って名古屋の監督を務め、3年目には優勝を果たすなど、Jリーグに大きな足跡を残した。
城福監督が「なかなか言えないですよ」と感心しつつ明かすのが、彼との試合後のやりとり。名古屋が勝った試合でも、内容が悪ければ「最初の言葉が“アイムソーリー”」(城福監督)なのがピクシーで、“あなたたちが勝つべき試合だった”と話し掛けてくることもあったという。暴れん坊で感情的なイメージもあるストイコビッチ氏だが、本当は「ニュートラルに物事が見える」(城福監督)人物だったようだ。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/11/28 18:07