今節・愛媛戦は他会場の結果にも左右されるとはいえ、プレーオフ出場への可能性を残して迎える大一番となる。その愛媛について反町康治監督も「順位こそ上位ではないが、ボールの動かし方や攻撃時のアクション、守備陣のオーガナイズなど非常に洗練されたモダンなサッカーをする」と高い評価をする難敵だ。
とはいえ、眼前の試合に勝利しなければ逆転プレーオフの可能性はない。「J2に上がるときもそういう状況だった」と、激動の2011シーズンを知る塩沢勝吾は「相手よりも1秒1メートルで上回れるか」とディテールにこだわる決意を見せれば、囲み取材において「このチームでJ1を戦いたいと思っている」と踏み込んだ発言をした岩上祐三も「失点するかしないかという部分は大きい」と、愛媛の攻撃を封じる覚悟だ。
今季最後の試合になるのか、それとも――。週末のアルウィンは熱戦が期待できそうだ。
松本の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(松本担当 多岐太宿)
2013/11/22 17:15