21日、横浜FCはシュナイダー潤之介が契約満了につき今季限りで退団すると発表した。
公式発表のコメントにあるとおり、本紙取材に対しても「現役続行を希望しています」と話したシュナイダーは、「上のカテゴリーがいいというのはありますが、チームはこだわらない。指導者にも興味がありますし、コーチ兼任という形でもいい」と続けた。
J2通算出場226試合、JFL通算出場34試合という豊富な経験を持つシュナイダーは、2010年から所属した横浜FCでは大きなけがもなく、80試合出場42勝17分21敗、平均失点1.03という成績を残している。今季は主将として、チームをけん引してきた。チームを引き締める言葉や試合中のコーチングは、あの三浦知良も認めるところ。ピッチ内でサポーターを盛り上げるパフォーマンスにも定評がある。
「J1での出場を叶えたいし、横浜FCで達成できなかったJ1昇格を果たしたい」。そんな夢を持つシュナイダーは、来季プレーする環境を探している。
横浜FCの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FC担当 田中直希)
2013/11/21 21:00