
12日に引退を表明した服部年宏。13日には引退記者会見に出席し、引退を決めた理由や経緯、今後についてなどを語った。
そんな中、「衝撃的だった試合」を聞いてみると、「ジダンだよ、ジダン。サンドニでやった、0-5で負けたときのジダン」と“サンドニの悲劇(2001年)”を挙げた。ぬかるんだピッチに足を取られる日本代表と、自分たちの庭で優雅にプレーするフランス代表との差を痛感したという。「確かレバノンのアジアカップ(2000年)獲ってノリノリで行ったのよ。それが『これ絶対、ジダンからボール取れねえ』と思ったもんね(笑)」と懐かしそうに、でも少し悔しそうに振り返った。
代表はもちろん、その後もJ1、J2、JFLとすべてのカテゴリーで主力を張り続け、そこで積み重ねた数字は驚愕の740試合。40歳までプレーした“鉄人”は、残り2試合にすべてをぶつけ、20年のプロ生活にピリオドを打つ。
12日に引退を発表した岐阜の服部年宏のことを、05~06年に磐田でともにプレーした村井慎二(写真)は「全体が見えていて、いろんなところに顔を出す。簡単な言葉で的確なヒントをくれる先輩」と…続きをみる
12日、服部年宏の今季限りでの現役引退が発表された。現役時代、磐田で服部とともにプレーした大神友明GKコーチは、今季も33試合に出場している“鉄人”に「『ご苦労さま』というところじゃない…続きをみる
「まだまだプレーできると思う…」。
川口能活が13日、服部年宏の引退を惜しんだ。服部とは同じ静岡県出身であり、年齢は2つ上だが、プロ入り前から選抜チームでともにプレー。「選手として…続きをみる
“鉄人”服部年宏が引退を発表した。『ジュビロ磐田』でともに戦い、一時代を築いた大岩剛コーチにも連絡があり、しばし二人で語り合ったそうだ。
「最近、彼のプレーはここ1年くらいは見られて…続きをみる(岐阜担当 村本裕太)
2013/11/15 14:52