16日に開催された天皇杯3回戦では、対戦したJ1クラブ・川崎Fの実力を目の当たりにする結果となった。古巣戦となった右ウイングバックの森勇介とともに、2点のビハインドで迎えた後半の猛反撃の中心的存在だった中島翔哉は、あわやゴールという場面を作ったものの、ゴールは奪えなかった。
「サッカーなのでどんなに強い相手でも決定的なチャンスをゴールにつなげられるか。それが勝負のポイントで、川崎Fが決めてウチが決められなかった。もっとゴールチャンスを見極める眼があればゴールネットを揺らせたと思う」と背番号7は反省しきりだった。
一方、公式戦で初めてJ1クラブと対戦した井林章は、マッチアップした「うまくて速い」(井林)レナトに目の前でゴールを決められるなど、川崎Fの強力なアタッカー陣に苦戦。特にJ1で21得点とゴールを量産している大久保嘉人については、「別次元だった」(井林)と、元代表戦士の実力に舌を巻いた。
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東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/10/18 16:54