“倍返し”ブームに沸く今年の日本――。神戸からも誰か、ということで16日の練習を終えたばかりの小川慶治朗を直撃。13日に行われた天皇杯第3回戦・C大阪戦ではプラチナ世代のライバルの一人、杉本健勇にゴールを奪われるなど、0-4で完敗した。リベンジの舞台は来季のJ1か。
「あそこまで緩ければやられる。でも頑張ったらもっとやれるということもわかった。チームとしても個人としても上を向いている。倍返しだ」。神戸のエースナンバー「13」を背負う若武者に、記者の深い感謝は止まらない。
20日の松本戦へ向けて、「松本は頑張るチーム。前回対戦(第6節・2○1)はポポのゴールがなかったら負けていたかもしれない。自分たちをしっかり見つめ直したい」と話す小川は現在、ポポと並んでチームトップの14ゴールを挙げている。「目標は20ゴールなんで。上(J1)でも通じるシュートを決めたいです」と、どこまでも勇ましかった。
(神戸担当 小野慶太)
2013/10/16 16:50