「個人より、チームの目標を第一に考えてプレーしている。その中で、自分が何ができるか」(松井謙弥)。「移籍した当初は、試合に出たい、活躍したい、という考えだったけど、今はチームのために何ができるかを一番に考えている」(大崎淳矢)。
今季、期限付き移籍で徳島に加入した松井と大崎。それぞれ、所属元であるC大阪と広島でレギュラーを獲得することができず、出場機会を求めて移籍してきた経緯もあるが、両者とも“徳島のために”というフォア・ザ・チームのメンタルを強調する。
後半戦の成績は10勝4分1敗。現在のチームの一体感は、同じく昇格争いをしていた2年前と比べても遜色ない。ここに来て勝ち切れない試合が増え始めている点は気がかりだが、「悲観することはない。練習にもハリがあるし、試合中もピリッとした雰囲気で戦えている」と松井。“四国初のJ1”へ――。徳島は最後まで一丸で戦い抜く。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/10/10 16:03