ACL制覇の夢がついえてから2日が経過した4日、柏は練習を再開。柏の戦士たちは、失意のACL敗退から頭を切り替え、新たな戦いに立ち向かおうとしている。
「またACLの舞台で戦いたいという気持ちは、ほかのどのチームよりもレイソルが一番強い」と話したのはエースの工藤壮人。連覇が懸かる天皇杯制覇はもちろん、リーグ戦では来季のACL出場権を獲得できる3位以内を目指している。
「誰もあきらめていない。数字上可能な状況でもあると思う。ここからまた強いレイソルを見せること。その先にACLが見えてくる。その出だしの川崎F戦に良い結果を出したい」。来年のアジア再挑戦へ意欲を燃やす工藤は、川崎F戦での勝利だけを見据えている。
なお、工藤は欧州遠征の日本代表メンバーから落選。それでも本人は、「選ばれなかったから見返すとかそういう気持ちはない。結果で自分自身の存在を表現していきたい」と気丈に話した。
(柏担当 郡司聡)
2013/10/04 21:25