第27節・鹿島戦にシャドーで出場した土岐田洸平。持ち前の運動量と球際での粘りを発揮し、前線の起点となり続けた。
この試合の『スカパー!』中継で解説を担当したのが、土岐田の法政大時代の恩師・川勝良一氏。やはり教え子の活躍は気になる様子で、放送前の打ち合わせでも、土岐田の調子を質問していた。
だが、それを聞いた土岐田は意外そう。「面と向かって名前を呼ばれたこともないですよ。1年のときは監督の愛を感じていたけど、2、3年でちょっとサボったら『お前もう来るな』ってBチームに落とされて、以来、交流はほとんどない。あとで試合の録画を見たら僕の名前が呼ばれてたんでびっくりしました」と自ら過去を大暴露した。
試合後に「土岐田選手、良かったですね」と声をかけられた川勝氏が笑顔を見せた話を聞くと「それはきっと僕の名前を聞いて動揺したんです」と土岐田。ツンデレな恩師の愛情に触れて、うれしそうに笑った。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/10/01 14:44