33節の町田戦は必殺のカウンターがさく裂し、3−0の快勝で“同期対決”を制しました。
そして僅か2日半という今季最も短いインターバルで行われた34節の横浜C戦は、試合開始直後にセットプレーを森本に決められ、1点のビハインドを背負う苦しい展開。攻守にきっちりとしたサッカーで要所を封じられた松本は、前半何とシュート数ゼロに抑え込まれます。
これはまずい……と指揮官の採った策は、渡辺匠をアンカーに配置した[4−3−3]でした。試合途中にミスマッチ解消のため4バックにチェンジすることはこれまでにも見られましたが、この[4−3−3]は公式戦では初めての試みだったと思います。
この試合の詳細については、本紙の杉山さんのマッチレポートをお読みいただくとして、このゲームは新たなオプションを得たという意味でも、チームが成長しているということを実感できたという意味でも、本当に貴重な一戦だったと思います。今シーズンも残り試合はあと8試合。“1年生”の戦いは続きます。
(松本担当 多岐太宿)
2012/09/19 13:09