お疲れさまです。
試合前から両監督が懸念されていましたが、中2日での連戦に加え、残暑厳しいこの時期での13時キックオフ。公式記録では32.9度、さらに、試合前に雨が降りながら試合開始時には日差しが厳しくなったことで「湿度がすごかった」(佐藤謙介選手)状況での試合でした。
試合後の会見で反町監督が「笑いあり、涙ありのゲーム」と表現されていましたが、やはりこの環境ではサッカーに質はありませんでした。反町監督も「書かないでね」と記者陣に言った上でいろいろと持論を展開されておりました。まぁ、反町監督の場合、「書かないでね」はダチョウ倶楽部の上島竜平さんの「絶対、押すなよ!」的な空気も感じますが、そこは言葉通りに受け取っておきました。
条件は同じですから言い訳はできませんがサッカーの質を求める上で、やはり厳しい環境だったかなと。ただでさえ、中2日の試合で疲労も蓄積された上であの暑さと湿度では選手たちのコンディションが心配でした。そして、見に来ていたお客さんたちの体調も。小さいお子さんやご年配の方々にとっては厳しい観戦環境だったのではないでしょうか。
その中でも奮闘した選手たちの頑張りは素晴らしかったですが、試合後の疲れ切った表情を見ると決して「美しい」とか「素晴らしい」とかでは片付けられないと思いました。選手たちがピッチで倒れなくて本当に良かったなと。サッカーの質を求めるなら環境を整えてあげないといけない。そういう部分を短いマッチレポートではありましたが組み込ませてもらいました。
それでは。
(横浜FC担当 杉山文宣)
2012/09/19 13:05