今季の仙台は負傷者が相次いだことに悩まされてきたが、秋を迎えて復帰の知らせが増えてきた。田村直也(写真=15日のSOCIO CLUB 感謝の集いより。左端のレッドが田村)もその一人。ボランチと両SBでプレーできる彼の存在は、長いリーグ戦を戦うチームにとって貴重である。
開幕戦から試合に出場していた田村だったが、7月下旬に負傷し、右ひざ膝蓋骨遊離体除去手術を受けた。2007年のプロデビュー以来、ここまでの長期離脱は初めてのこと。
その田村が先週から全体練習に復帰。フルメニューをこなし、練習試合にも出場。痛みもなく動けている。「思い描くプレーを体がしっかりできるかどうか」に注意しながら感覚を取り戻している。
プロ入り後初の大手術だったこともあり、慎重にコンディションを上げていく田村だが、「リーグ戦の残り試合、そして天皇杯で少しでもチームに貢献できるように状態を上げたい」と今季中の公式戦復帰と活躍を誓っている。
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/09/25 17:25