前節・群馬戦で15試合ぶりに完封勝利を収めた栃木だが、終盤は群馬のパワープレーに屈しかけた場面が多く、選手たちからは試合内容への反省も多く聞かれた。25日の練習後、西岡大輝にあらためて話を聞くと、やはり反省の弁が口をついた。
「(群馬戦の終盤は)全体をコンパクトにしたかったが、FWとMFの距離が遠かった。そこでセカンドボールを拾われて、結果として失点しそうなシーンが多くなった」。
実際に群馬戦はクォン・ハンジンのシュートがポストを叩くなど、盤石とは言えない終わり方だった。「疲れもあったが、点を取りにいくのか時間稼ぎをするのかでイメージを共有できていなかった」(西岡)。
「次に同じことをしたらやられる。出てきた課題を克服するために、いまは練習から取り組んでいる」。
今節対戦する松本は、ロングボールを多用してくることも想定される。修正の成果を見せるチャンスは、すぐにやってきそうだ。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/09/25 16:08