Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る新連載企画『俺のプレミア』を本紙エル・ゴラッソより転載。今週は、湘南・FW菊池大介選手の後編をお送りする──
——プレミアを見るときは、どういう部分に注目していますか?
「自分に近いポジションの選手はやっぱり見ますよね。CBやボランチがボールを持っているときにどう引き出しているかとか。前線の動きはカメラが追えていない部分もあるのですが、足元に入ったときのトラップだったり、ボールを置く位置に注目しています。でも、そこのレベルが高過ぎて、見ただけでは自分のモノにならないというのはあります(笑)。さすが世界最高峰と言われるだけはあります。前線の選手などは、後ろからすごく速くてすごく難しいボールが来ても、自分の懐にしっかり収めてパスをしたり、ボールを運んだりできる。それは純粋にすごいなと思います。自分がボランチから強めのパスや浮いたパスが来たら、焦ってしまってしっかり置くことができないときもあるので。そういう部分を考えると全然違います」
——アーセナルはどうですか?
「応援はしているのですが、ぶっちゃけると…宮市(亮)が入ったじゃないですか。そこからちょっと…(笑)。ライバルとかそういうわけではないけれど、近い選手(アンダー世代の代表でともにプレー)が入ったのは『マジか!』って感じですよ。すごいなというか、何か変な感覚です。その弟(宮市剛/中京大中京高)とも来季から一緒にプレーするというのも、何か面白いですよね(笑)」
(エル・ゴラッソ本紙9/20・21号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/09/20 15:54