工藤浩平がフクアリに対戦相手として乗り込むのは、京都に加入後、今節が2度目となる。
一昨年は大けがから復帰直後ということもあって遠征メンバーから漏れ、昨年はボールを持つたびに千葉サポーターからブーイングを受ける中で持ち味を出せずに途中交代に追い込まれている。
第11節の西京極での試合は3−3のドロー。千葉のGK岡本昌弘は、その試合の得点時に工藤にニヤリとされた悔しさを晴らすつもりらしいが、それを工藤に伝えたところ「そんなこと言ってたんですか? でも、次は自分のゴールでやりますよ。あの人から点を取るのは楽しみなので」と“次もニヤリと笑みを浮かべるのは俺だ”と言わんばかりに口元を緩めていた。
先週の天皇杯2回戦(vs佐川印刷)では「西京極で初めての2得点」(工藤)とゴールへの嗅覚を高めており、重要な一戦となる古巣戦で連続得点を狙う。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/09/13 20:35