Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る新連載企画『俺のプレミア』を本紙エル・ゴラッソより転載。今週は、湘南・FW菊池大介選手の前編をお送りする──
——プレミアリーグを見始めたきっかけは?
「以前から海外サッカーは見ていたのですが、曺さん(曺貴裁監督)にロシツキー(アーセナル)のプレーを見なさいと言われてから、プレミアリーグを見始めました。高校2、3年生くらいのときだと思います。ロシツキーは迫力が全然違います。ゴール前での大胆さや、思い切りの良さを強く感じました。前線でのアイディアやしっかり守備をするところなどを曺さんは自分に感じてほしかったのかなと」
——最近見た試合は?(取材日8月26日)
「マンチェスター・ユナイテッドとスウォンジーの開幕戦です。4-1でユナイテッドが勝ったのですが、チームとしてはそこまで良くなかった。むしろスウォンジーの流れだったのに、ファン・ペルシーのような選手がいるだけで点が取れて、終わってみたらユナイテッドの試合でした。ここ最近の湘南はチームとしても支配できる時間が増えてきているし、チャンスも増えてきているのだけど、結局最後は引き分けや負けてしまうことが多かった。だから、自分たちとスウォンジーを照らし合わせて見ていました。それにしてもファン・ペルシーはすごいですよね。もう、感覚なんだと思う。こういうシーンだったらこういうことをやろうというのが頭の中にある」
——真似してみようとは?
「昔はけっこう真似してみようかなとも思ったのですが、真似ても良いことはないので。少し意識するというか、参考にはしますが、完全に真似ようとは思わないですかね」
(エル・ゴラッソ本紙9/13・14号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/09/13 12:19