大の五輪好きであるランコ・ポポヴィッチ監督は、2020年の東京五輪開催決定を「私も望んでいたことです」と喜んでいる。
そのポポヴィッチ監督にとっての恩師・イビチャ・オシム氏(シュトルム・グラーツ時代に監督と選手の間柄)も東京五輪招致を望んでいたことを聞くと、「オシムさんも心から開催を願っていたのだと思う。それも日本に住み、日本の力を知っているからこそ」と述べた。そして「日本は世界から良い印象をもたれている国。シンパシーを感じて、親日家になる人も多いですから」と続けた。
オシム氏が1964年の東京五輪で日本を相手にヘディングでゴールを決めたことについては「あの身長の高さ(193cm)からしたらサプライズではない」と笑った。手を大きく広げ、「オシムさんが面白いのは、あれだけの高身長なのに足下がうまかったこと」と、元・教え子はチャーミングに話していた。
FC東京の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(FC東京担当 田中直希)
2013/09/10 16:44